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なぜインビザラインで歯が動くのか



「なんでやわらかいマウスピースで歯が動くの?」

インビザラインではマウスピースを歯に装着して歯並びを整えます。マウスピースはやわらかいポリウレタンでできているため、患者様によっては「なぜこんなやわらかい物で歯が動くの?」と不思議に思われることもあるかもしれません。

インビザラインをふくめ、マウスピース矯正は「マウスピースならでは」の特徴を生かして歯を動かすメカニズムがあります。

今回は「なぜインビザラインで歯が動くのか」についてのお話です。

■インビザラインで歯が動く理由

「ちょっと先の歯並び」の形をしたマウスピースを装着します

インビザラインでは、少しずつ形が異なるマウスピースを10~14日ごとに定期的に交換して歯並びを整えます。

マウスピースは全部で数十枚ほどあり、最初の段階で使用するマウスピースの形はもともとの患者様の歯並びに近く、治療が進むにつれてマウスピースの形は少しずつ理想の歯並びの形に近づいていきます。

患者様が装着するマウスピースは、「ちょっと先の歯並び(ちょっと先の、“こうなって欲しい”歯並び)」の形をしています。現在の歯並びとは少し異なるためマウスピースの装着時には多少圧迫感を感じることもありますが、あえて、ちょっと先の歯並びの形のマウスピースを装着することで歯が動き、理想の歯並びに少しずつ近づきます。

「ちょっと先の歯並びの形のマウスピースを装着する」→「その形に合わせて少しずつ歯が動く」ことを繰り返して、最後は理想の歯並びにたどり着く。これが、インビザライン(マウスピース矯正)で歯が動くメカニズムです。

■矯正治療で歯が動く原理

歯が動く原理はインビザラインもワイヤー矯正も同じ

歯科矯正では、歯に力をかけて少しずつ歯を動かし、歯並びを整えていきます。このとき、歯に力がかかることにより、以下のような現象が発生します。

1.矯正装置(マウスピースやワイヤー装置など)で歯に力をかける
2.力をかけた方向の顎の骨(歯槽骨)が破骨細胞によって溶かされ、歯が動くスペースが生まれる
3.空いたスペース分、歯が動く
4.力をかけた反対方向の歯槽骨が造骨細胞によって新たに作られ、空いたスペースが埋まる
5.①~④を繰り返すことで歯が動き、歯並びが整う

矯正治療で歯が動く原理はマウスピース矯正もワイヤー矯正も同じです。どちらも上記の原理によって歯が少しずつ動き、歯並びが整います。

歯体移動と傾斜移動

歯科矯正では、歯を歯根ごと大きく動かす「歯体移動(したいいどう)」や、歯冠(しかん:歯ぐきから上の歯の部分)を傾けて歯を動かす「傾斜移動(けいしゃいどう)」を行い、歯並びを整えていきます。

ワイヤー矯正は歯に強い力をかけられるため、歯を歯根ごと大きく動かす歯体移動を行えます。インビザラインをふくむマウスピース矯正はワイヤー矯正と比べると歯にかける力が弱いため、傾斜移動が基本となります。

マウスピース矯正は傾斜移動が基本ですが、インビザラインはアタッチメントを歯に着けることにより歯体移動も行うことができます(※)。

(※)アタッチメントによる歯体移動には限界があります。
おおむね、歯の総移動量が4mm以内の症例がインビザライン矯正の適応の目安となります。



【矯正に関するご不安やご質問はお気軽にご相談ください】

ホワイトエッセンス 広島駅前歯科では、以下の矯正方法による矯正治療を行っています。

・インビザライン(マウスピース矯正)
・ワイヤー矯正(表側矯正)
・ワイヤー矯正(裏側(舌側)矯正)

矯正に関するご不安やご質問がある場合は、当院の無料カウンセリングまでお気軽にご相談ください。歯科医師が患者様のお悩みや疑問をすべておうかがいし、わかりやすく丁寧にご回答させていただきます。

ホワイトエッセンス広島駅前歯科・矯正歯科
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