昨今まで、コロナウイルスの蔓延を防ぐため、マスクの着用が義務付けられていました。 現在では任意による装着が推奨されていますが、まだマスクをしている方は多いのではないでしょうか。 マスクをしているこの期間に、矯正治療に踏み出す方が増えています。 マスクの着用がいつまで続くかは分かりませんが、マスクを完全に外す時が来たら、口元美人になっていたいと考える方は多いのではないでしょうか。 目次 マスクをしている今、矯正治療に踏み出す方が増えています。 マスクの中で矯正をしておけること、着用が長引きそうなことなど、矯正治療に踏み出しやすい環境だといえるでしょう。 当院ではマウスピース矯正をおすすめしています。 マウスピース矯正は透明のプラスチックの板を歯列の形に成形し、それを順番に付け替えることで歯を動かす矯正方法です。 ワイヤー矯正のような固定式装置ではないため、外して洗えて清潔です。 マウスピース矯正は、半年から数年で歯列の矯正が可能です。 軽い症例の方は、もし1年後にマスクを外すとすると、そのタイミングできれいな歯列を手に入れられている可能性もがあります。 マウスピース矯正は、マスクを外しても目立たないとても審美的な治療方法ですが、この時期にマウスピース矯正を行おうと考える方は多いようです。 マウスピース矯正では、骨格性の歯列不正は治療できません。 歯の位置(歯性の歯列不正)をきれいに整えるのがマウスピース矯正の特徴です。 そのため骨の形から前に出ているタイプの出っ歯は治療ができませんが、歯のみ前に出ている出っ歯であれば治療が可能です。 歯が重なっている叢生という状態も、軽度から中等度であればマウスピース矯正で治療が可能です。 この叢生は日本人に一番多い歯列の悩みだといわれています。 八重歯もこの叢生の一種です。 歯と歯の間が空いているすきっ歯も、マウスピースで矯正が可能です。 こちらも軽度から中等度までのものがマウスピース矯正の適応となります。 従来のワイヤー矯正では、歯の表面にブラケットを装着し、その上にワイヤーを渡して歯を動かしていました。 もちろんワイヤー矯正でなければ治療できない症例もたくさんあります。 しかし審美面の問題から、ワイヤー矯正しか選択肢がないと、ちょっと気になる程度の歯列不正であれば我慢しようと考える方も多くいらっしゃいました。 しかし、目立たないマウスピース矯正の登場により、ちょっとだけ気になる歯列不正も積極的に治療しようと考える方が増えています。 従来のワイヤー矯正は目立ちやすいため、子どものうちに治療を行ってしまうのが一般的となっていました。 しかし審美的なマウスピース矯正の登場により、大人の間にも矯正が広がっています。 マウスピース矯正は、さまざまな症例に対応が可能です。 しかしその歯の動かし方から、大きな歯の動きや回転運動は苦手としています。 中等度以上の症例はワイヤー矯正の適用となる可能性もあります。 マスクをしていなくても目立ちにくいマウスピース矯正ですが、マスクの着用をしている方が多い今だからこそ、より目立たずに矯正することが可能です。 矯正治療を行おうか悩んでいる方は、ぜひこのタイミングで治療を検討してみてはいかがでしょうか。
■マスクを外したくないとお考えの方へ
マスクをしている今だからこそ矯正を
マウスピース矯正がおすすめ
マウスピース矯正の期間
■マウスピース矯正で治せる症例
出っ歯
歯が重なっている(叢生)
すきっ歯
■大人の方におすすめのマウスピース矯正
「ちょっと気になる」方でも踏み出しやすい
子どもの頃に矯正できなかった方も
中等度以上のものはワイヤー矯正の適応になることも
【マスクをしていなくても目立ちにくいマウスピース矯正ですが……】