インビザラインなどのマウスピース矯正が広まり始めてから、さまざまな歯科医院で気軽に矯正治療を受けられるようになりました。
そのため患者様は歯科医院を選ぶときに迷ってしまうということもあるのではないでしょうか 。
そのような中で「その歯科医師が矯正をどれだけ行ったか」いう症例数は一つの基準になります。
目次
■インビザラインは症例数によりランクを設けています
当院ではインビザラインを導入しています。
インビザラインには症例数に応じたランクがあります。
インビザラインのランクは世界共通
インビザラインでは「年間症例何件以上はこのランク」と歯科医師が年間に診た症例に応じてランクを設けています。
インビザラインは世界中で導入されているため、これは世界共通の基準になります。
その歯科医師が世界的に見て、どの程度の経験があるのかすぐ分かるようになっています。
日本国内だけの基準でないため、症例数のある歯科医師を選べば、より信頼性のある基準になるでしょう。
当院の歯科医師は「ブラックダイヤモンドプロバイダー」認定歯科医師です
年間401症例以上の治療実績がある歯科医師には、インビザラインジャパンからブラックダイヤモンドプロバイダーという認定資格が送られます。
当院では、ブラックダイヤモンドプロバイダー認定歯科医師が患者様の治療に当たっています。
また、年間の認定数だけでなく、経験年数も大切です。
当院では、難症例により他院で矯正治療を断られてしまった方でも、矯正症例通算5,000件以上の歯科医師の指導のもと治療を行います。
ぜひ一度ご相談ください。
■経験が大切な部分とは
では経験を積んだ歯科医師に治療を受けると、具体的にどのような部分がメリットとなるのでしょうか。
CTの読影精度が上がる
例えば歯科医院に歯科用CTが導入されても、読み取りができなければうまく治療に生かすことはできません。
CT画像を読むためには、一定以上の経験が必要となります。
骨の厚みや奥行き、神経の位置など、経験を積んだ歯科医師ほど、読み取る精度が高くなります。
歯列移動の特徴がつかみやすくなる
これは歯科治療に限りませんが、同じことを繰り返せば繰り返すほど、それにどのような傾向があるのか、ということが分かりやすくなります。
歯科医療においては、たくさんの症例を見るほどに、歯列とはこういうふうに動くという特徴がつかめてきます。
一つ一つの治療の精度が上げられるだけでなく、見たことのある症例というものも増えていくため、他の医院では断られた難症例に対しても対応することができるようになります。
患者様の気持ちに寄り添える
矯正は時間のかかる治療です。
そのため歯科医師と患者様という立場で、何年も信頼関係を育てながら治療に向き合わなくてはなりません。
その中でたくさんの方を拝見していくと「このような時患者さまはこのようなことに困るのだな」とか、「こういうことを不安に思われるだろうな」というように、患者様の気持ちを想像できるようになります。
患者様の気持ちにきちんと寄り添うことで、よりスムーズな情報交換が可能になります。
その結果、見逃していた情報などが減り、より精度の高い治療につなげることができます。
患者様の気持ちに寄り添うことは、ただ気持ちよく治療していただくというだけではなく、技術面にも大きな影響を与える大切なポイントです。
【症例数が全てではないが、メリットも多い】
矯正歯科を選ぶ基準は症例数が全てではありません。
しかしやはりメリットが多いのは事実です。
患者様のライフスタイルに合わせて、矯正歯科を選ぶ時は、症例数の多い歯科医院 という 選択基準について考えていただけたら良いなと思います。