インビザラインは歯科矯正治療の中では比較的新しい治療法です。
従来のワイヤー矯正と異なる部分があるため「どのように治療が進むんだろう?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
インビザライン治療の流れについて解説します。
■インビザラインとは?
インビザラインは米国アライン・テクノロジー社の製品の商標です。
日本国内においては、同様の医療機器が薬事認証を得ているため安心です。
これらのインビザラインシステムは、世界100カ国以上の国々で提供され、これまでに延べ1,300万人を超える患者様が治療を受けています。
■インビザライン治療の基本的な流れ
◎初回無料相談
「インビザライン治療を受けたいけど、どうしよう…」とお悩みの方のために、インビザライン矯正についての相談を無料で行っています。
無料相談では実際に歯並びを見せていただいてから、その方に合った治療期間や費用の目安をご説明しています。
まずは無料相談をご予約ください。
◎精密検査
レントゲン検査、模型の作製、歯科用CTの撮影などの精密検査を行い、詳細な資料を作成します。
この精密検査は患者様の口腔内の状況を細かく把握し、より適切な治療計画を立てるために使います。
◎初期治療
初期治療とは、マウスピース矯正を行うにあたって、その前準備としてむし歯や歯周病の治療を行っておくことを指します。
特に歯周病は、治療していない状態で矯正治療を行うと、歯槽骨の吸収を促進され、症状が悪化してしまう可能性があります。
◎治療計画
精密検査で得たデータと、デジタルスキャンニングによって得られたデータを使いシミュレーションします。
口腔内のデジタルスキャンを行うことができるiTeroというソフトは、自分の歯がどのように動き、正しい位置に移動するのかを、立体的なアニメーション画像によって確認ができます。
さまざまな条件を付加しながら治療開始から治療完了までを確認できるため、矯正方法、期間、料金などを正確に決めることができます。
シミュレーターでは治療開始から終了までを動画で確認できるだけでなく、お口の中の状態を360度どの方向からでも確認していただけます。
◎治療開始
得たデータを元にマウスピースが作製されます。
マウスピースが歯科医院に届いたら治療開始です。
ご来院のペースは6~8週間に1回のペースでお願いしています。
マウスピースの交換は2週間ごとに交換し、治療期間は通常で2~3年程度かかります。
マウスピースは、食事や歯磨きの時以外、1日20時間以上装着しましょう。
◎保定期間
保定期間とは、歯を動かし終わった後に、その場に安定するまでの期間を指します。
動いたばかりの歯の周りの歯槽骨はまだ柔らかいままで、この期間にきちんとその場に保定しておかないと、後戻りの原因になります。
保定期間は基本的に矯正期間と同程度かかるとされています。
当院で使用する保定装置は、アメリカのアライン・テクノロジー社製で、同社ではインビザラインも開発・製造しています。
歯を動かす時に使用したマウスピースと同じようにほぼ透明で目立たなく、高い耐久性もあり、取り外し可能な保定装置です。
装着後、2カ月~6カ月に1回の来院で、噛み合わせや歯の状態をチェックします。
【インビザライン治療の流れを知って安心して治療を受けよう】
インビザライン治療は他の矯正治療と同じように、時間のかかる治療法です。
インビザライン治療の流れを大まかに把握していると、より安心して治療を受けることができるのではないでしょうか。
インビザライン治療をご希望の方はWEB・お電話から初回無料相談のご予約をお取りください。